Little You 2019 経験者インタビュー｜挑戦家／ぴょんす

プロローグ

　弊社Next Connectが主催で学生の夢を応援するイベント「Little You 2020」の開催が9月13日に迫る中、第1回目となった前回大会に出場した逢坂崚太さんにお話を伺いました。

◎Little You イベントとは
プログラムに選出された学生が、心の中に存在する潜在的なもうひとりの自分” Little You “と向き合い、どのような夢をもち、何に本気で挑戦したいのかをピッチプレゼン。支援者や共感者を募り、夢へのスタートラインに立ちます。
プロジェクト出場学生には、その夢に本気で人生を捧げたいのかを推し量る為の活動資金として"10万円"を主催のNext Connect社から支給。使い方は学生個々の自由です。本大会までの期間、受け取った10万円をもとに夢へ進むための活動に挑戦中。

◆Little You 2020特設サイトはこちら ↓
https://littleyou.nextconnect.jp/

まずは自己紹介をお願いします。

　挑戦家アーテイスト「ぴょんす」として様々な事にアグレッシブに取り組んでいる21歳、逢坂崚太と申します！大阪産業大学のスポーツ健康科学部に通っていましたが、現在は休学中。最強の人間になる為に、トレーニングに励んだり、自己成長を目的とした勉強に時間を割いています。以前には日本一周のヒッチハイク旅に出掛けたり、アフリカを2カ月半かけてひとり人旅したり、とにかく挑戦する事が大好きな人間です。

どのような経緯で「挑戦家」となったのですか？

　話すとめちゃくちゃ長くなるので、ある程度は割愛させてもらいますね(笑)
まず、高校3年生まではサッカーに明け暮れた日々を過ごしていたのですが、高3の夏に太腿の大怪我を負って入院する事になったんです。間違いなく人生でドン底で落ち込んだ入院生活だったんですが、友人がお見舞いに来てくれた時に、あるYouTube動画で励ましてくれました。それが今や大人気チャンネルとなっている「ジョーブログ」の南米縦断の動画。転機としては、まずそこですね。「こんな生き方カッコええなぁ」と。怪我をするまでは大学でもサッカーを続けて体育教師になるのが夢だったんですが、その入院生活を通じて人生の道が変わりましたね。

そこからどんな挑戦をしてきたのですか？

　第1弾目の挑戦として、ヒッチハイクでの日本一周でした。その様子をSNSで発信していると、馬鹿にしてくる人もでてくるんですよね。それに反骨心を覚えて「もっと面白い挑戦して見返したんねん」という気持ちから、次はアフリカへのひとり旅を計画しました。ただ、そんなにお金がないと。それでクラウドファンディングに挑戦してみると、僕に興味をもってくれる人が増え、芸人の千原せいじさん達からの支援も頂く事ができ、挑戦する事の楽しさを実感する事ができました。アフリカ旅では野宿なんて日もざらにあったので、それはそれで大変な経験でしたけどね、、、(笑)

Little You 2019にはなぜ参加したのですか？

　高校生の時から目立つことは好きで、文化祭で韓国人アーティストPSY「カンナムスタイル」を歌ったりして、盛り上がりを作るのが好きだった事もあり、昨年の春ごろに自分で曲を作っていて、その「LADY FIRST」というオリジナル曲をもっと多くの人に聞いて欲しいと思っていたところ、夢に挑戦できるイベントがあると知り、これはチャンスやと思い飛び込みました！参加した当初は「10万円を貰えて、曲が有名になればええな」という正直安易な気持ちでしたが、プログラムが始まってみると「何のために挑戦するのか」と自問自答の日々で、苦しくもあり、自分にとって人間として凄く成長の機会となりました。

Little Youイベントを通じて得た事は何でしたか？

　学校で学ぶ事のできない「自分で考える」という能力ですかね。僕は頂いた10万円を使って、無料ライブの開催を行ないました。ライブハウスを貸切にして、観客を無料招待。そこで撮った映像をYouTube等のSNSで発信し、オリジナル曲や「ぴょんす」という人間を知ってもらう場を創出しました。それの開催にあたり「何がいつまでに必要か」といった期限設定等はもちろん、「そもそも何の為に開催するのか」「本当にこの方法で良いのか」等、常日頃から自分に正直に向き合って答えを出す習慣が身に付いたと感じています。何事も、指示をされてやるのではなく、自分で行動を考える重要性についても学ぶ事ができた期間だったように振返っています。

Little You 2019のイベント当日はどうでしたか？

　昔から応援してくれている友人やお世話になっている方々、家族も観覧に来てくれ、緊張せず思い切ったピッチプレゼンができたと思います。イベント直後の懇親会ではラジオ関係者の人からお声がけをしてもらい、後日のラジオ出演にも繋がり、自分の挑戦を発表できる場が続いていきました。また、三重県でイベントを主催されている人からもオファーを頂き、特別ゲストとしてそのイベントにも参加させてもらったりと、色々な新たな出会いにも感謝しています。

今後は、どのような事に挑戦する予定なのですか？

　これからも新たな挑戦を続々と進めてはいますが、分かり易いところでいくと今は身体をめちゃくちゃ鍛えています。自分の努力が目に見えて分かるという事に魅力を感じ、トレーニングに取組みはじめたところ、ベストボディコンテストに出たいという気持ちも芽生え始めました。実はこの間その大会に出場する為、自宅のある大阪から会場である関東まで自転車で行ったんですが、まさかのコロナ禍の影響により大会が中止、、、、(苦笑)これもこれで自分らしいなとは思いましたが、またリベンジしたいと思っています。これからも応援してくださる方々の期待を裏切らぬよう、失敗を恐れず新たな挑戦を続けていきますよ。応援よろしくお願いします！

《文：Next Connect 竹内一平》2020年9月執筆